2024.09.30
2024年8月12日(月・祝)から4日間にわたり、地球社会共生学部 林拓也教授の企画およびSTEAMS LAB JAPAN株式会社の主催・運営のもと、本学院初等部にてティンカリング・サマースクールを開催しました。
ティンカリング (tinkering)とは、元々は「修理屋」を意味する“tinker”からできた言葉で、身のまわりにあるさまざまなものを、さまざまな道具を使いながら「いじくりまわす」ことを指します。そして近年は、「試行錯誤して課題を解決する」という意味でも使われるようになりました。これは最近注目されているSTEAM教育の要素も多く含んでおり、「いじくりまわす」モノづくり協業体験を通じ、非認知能力(知識を得ながら、人と社会と関わる力)を育ませる教育手段としても注目されています。
今回は、このようなティンカリング・スクール(課題解決型探究授業)を、アメリカ・サンフランシスコで開催しているGeverTulley氏と Matt Brocchini氏を日本にお招きし、彼らが実際にサンフランシスコで行っているサマー・スクールのメソッドと運営ノウハウをそのままの形で日本に持ち込み、初等部にて開催しました。両氏は、アメリカで最先端の新しい教育を展開するBrightworks校の創設メンバーでもあります。