2024.03.29
2023年11月20日(月)、株式会社日立製作所(以下、日立製作所)の中央研究所「協創の森」(東京都国分寺市)にて、経営学部 矢澤教授のゼミナール(ゼミ)と日立製作所 Lumada Data Science Lab.(データサイエンスラボ)の研究チームが「企業のESG開示と経営行動」に関する共同ワークショップを開催し、LLM(※)などの最新AI技術を駆使した経営分析の最前線について熱心な議論を行いました。
矢澤ゼミの学生は、統合報告書の非財務情報をテキストマイニングで解析する卒業研究や、有価証券報告書の人的資本開示に関する実証的アプローチに基づく3年生の研究成果を発表しました。また、日立製作所のチームは、LLMなどの最新AIを用いたESG(※)開示の研究成果を披露し、この分野における新たな可能性を示しました。
発表に続くディスカッションでは、両者の意見交換が活発に行われ、参加者たちは知識とインスピレーションを深めました。このワークショップは、矢澤教授と日立製作所の共同研究の一環として企画されたものであり、新しい知見と協力関係を育む場となりました。
※LLM(Large Language Models(大規模言語モデル))
大規模な言語モデルのことで、自然言語を理解し、生成するAI技術の一種
※ESG(Environmental(環境), Social(社会), Governance(ガバナンス))
持続可能性に資する企業の環境への配慮、社会的責任、およびガバナンス
【経営学部】矢澤憲一教授(経営学科)ゼミナール × 日立製作所 Lumada Data Science Lab.による共同ワークショップを開催