2022.09.09

渡来拓矢さん(理工学部4年)が電気学会東京支部主催第12回学生研究発表会において優秀発表賞を受賞


SDGs目標


 


渡来拓矢さん(理工学部電気電子工学科4年、米山淳教授研究室所属)の研究発表が、2022年8月26日(金)に開催された「第12回 学生研究発表会~学会本格デビューに向けた,学生のための発表会~」(一般社団法人電気学会 東京支部主催)において「優秀発表賞」を受賞しました。

同発表会は、電気学会東京支部が学会での発表が初めての学生(大学院修士1年生程度まで)を対象とし、より多くの発表の機会を提供することを目的として開催しているものです。同賞は、研究発表会に参加した学生の相互評価によって、研究内容およびプレゼンテーションの優れた研究発表に贈られます。今大会では、141人の学生が研究発表を行い、その中から「優秀発表賞」が贈られました。

渡来さんの研究発表は「脳卒中片麻痺患者のためのリハビリ用長下肢ロボット装具の開発」です。脳卒中後の後遺症としては半身麻痺があり、一般的に長下肢装具と呼ばれる膝関節を完全に固定する装具を用いた歩行リハビリが行われています。しかし、膝関節を固定したままの歩行リハビリは、ぶんまわし歩行(片足を振り子のように、ぐるっと半円を描きながら歩く歩行方法)などの危険な歩行動作につながる恐れがあります。
そこで、渡来さんは膝関節の自由度を制御可能にする新たなリハビリ用長下肢ロボット装具開発の必要性を示し、正しい歩行の再獲得を目的としたロボット装具開発について発表しました。

渡来さんの発表は、研究内容およびプレゼンテーションのまとめ方、研究への熱意等が評価され、同賞にふさわしいと認められました。


関連リンク :

渡来拓矢さん(理工学部4年)が電気学会東京支部主催第12回学生研究発表会において優秀発表賞を受賞

TOPへ戻る